野球肘と肩
子供の骨や関節は厚く柔らかく、しっかりとした指導者の指導がなければ子供達の事故は防げません。野球の投球動作は、肩とひじに不自然な動きを要求します。肩関節はどの方向にも動かすことができますが、逆にいえば固定されていないということになります。投球動作は初めはテイクバックします。このときは肩関節はこすれながら外へひっぱられます。そして投げ下ろした瞬間に腕は遠心力で前に飛んでいくます。そこでそれを引き戻そうとする後方関節の反作用が起きます。この繰り返しが肩を壊す原因となっています。また、肘は通常は伸ばしたり曲げたりできますが、投球動作では複雑なねじりが入ってきます。この作用が同様に肘を壊します。特に子供の骨と関節は柔らかいため、また骨の成長が早いために骨成長と筋腱発達のアンバランスが生じるという特徴をもっています。子供の腰痛という傷害が発生してくるわけです。特に指導者がしっかりとした体育スポーツ理論をもっていないと傷害を防ぐどころかより多い傷害へと広げてしまう場合があります。根性論を掲げて練習させることは悪化させるだけで、しっかりとした基礎理論をもった指導者につくことが大切です。
肩や肘に痛みがあるときは球をにぎらない。
少年野球では1日50球以上は投げない。
学生野球では1日100球以上投げない。
痛みがとれてもすぐに投げない
つねに筋力のトレーニングを続け、パワーアップにつとめる。
一番大切なのは、痛みをがまんしないことです。痛みがあったらすぐに訴えること。また痛みがあったら訴えることを常に教えておくことが最も大切です。
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