野外活動の心得

子供達が身近な植物や昆虫を採取して飼育したり、五感を働かせて観察することは大きな意義があります。しかし採取できる野原や丘、森や林には動物や植物による意外な危険が潜んでいます。しかし、いたずらに恐怖心を抱き、消極的になる必要はありません。自然観察の指導者や保護者は危険な動植物は何かを知り、どんな性質習慣を持ち、どんな場合が最も危険なのかを知る必要があります。そうすれば危険は回避することができ、子供達は自然と積極的に関わり合い、自然の素晴らしさや醍醐味を十分に味わうことができます。自然観察の指導者や保護者の心得は、まず、フィールドワークの候補地を選び、現地の人達から蜂や蛇などの危険な昆虫や動物の情報、また接触したたけで皮膚炎をおこす漆など、危険な植物の情報を入手しておきましょう。そして候補地を選定してマムシなどの危険な動物の生息地帯やその形態、毒性を調べ、咬まれた時の応急手当てなど周到な対処法を身に付けましょう。有害植物の場合は、その見分け方や分布状態を調べます。できれば危険な動植物を現地に見せておき、注意事項を徹底します。そして最寄りの医療機関を確認し、自然観察会の開催を通告して万一に備えることも必要です。それらを観察予定地の概略地図に記入し、観察対象の動植物の予備知識、持参品、服装など、注意事項と共に印刷して配布します。服装は夏でも長そで、長ズボンが良いでしょう。持参品は必要最小限にとどめ、リックサックを背負い、両手は自由にしておきます。また指導者は複数であることが必要です。参加者10名に対して指導者1名の割合が望ましい。現地では先頭と最後尾に配置して安全を確認しながら歩きましょう。そして指導者は前もって救急法を取得しておきましょう。観察地に救急用品を持参していれば安心できます。不測の事態に備えて、傷害保険や賠償責任保険に加入することも重要です。

運動と健康

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